デジタル大辞泉 「不祥」の意味・読み・例文・類語 ふ‐しょう〔‐シヤウ〕【不祥】 [名・形動]1 不吉であること。また、そのさま。「不祥な(の)言葉を避ける」2 運の悪いこと。不運。「極めて―にも値あひぬるかな」〈今昔・一九・一四〉[類語]凶・不吉・まがまがしい・凶事・凶兆・厄日・悲運・衰運・不祝儀・夢騒がし・縁起でもない 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「不祥」の意味・読み・例文・類語 ふ‐しょう‥シャウ【不祥】 〘 名詞 〙① ( 形動 ) 縁起が悪いこと。めでたくないこと。また、そのさま。[初出の実例]「凡六月十二月晦大祓〈謂、祓者、解二除不祥一也〉者」(出典:令義解(833)神祇)[その他の文献]〔易経‐困卦〕② ( 形動 ) 運の悪いこと。また、そのさま。不運。不幸。また、災難。[初出の実例]「さきざきの御ふしゃうはいかで事無かるべく祈りきこえん」(出典:蜻蛉日記(974頃)中)③ 欠点。短所。[初出の実例]「上つかたにさへ不祥(フシャウ)はある物」(出典:浮世草子・日本永代蔵(1688)一)④ ⇒ふしょう(不請)④ 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例