デジタル大辞泉 「石菖」の意味・読み・例文・類語 せき‐しょう〔‐シヤウ〕【石×菖】 サトイモ科の多年草。渓流の縁に生え、高さ20~50センチ。ショウブに似るが小形で、香りは強い。初夏、淡黄色の多数の花が穂状につく。庭園に栽培もされる。漢方で根茎を鎮痛・健胃剤にする。ねがらみ。いしあやめ。せきしょうぶ。《季 夏》「―や窓から見える柳ばし/荷風」 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「石菖」の意味・読み・例文・類語 せき‐しょう‥シャウ【石菖】 〘 名詞 〙 サトイモ科の常緑多年草。本州中部以西の各地の渓流のふちに群生する。葉は根茎から群がって生え、二列に互生。葉身は長さ二〇~五〇センチメートルの細い線形で中脈がない。夏、葉間から高さ一〇~三〇センチメートルの花茎を出し、長さ五~一〇センチメートルの円柱状で淡黄色の肉穂花序をつける。花序の基部からへら状の苞葉(ほうよう)が一個出る。花は小さく、両性または単性。根は健胃・駆虫・鎮痛薬に使う。アリスガワゼキショウ、コウライゼキショウ、ビロードゼキショウ、マサムネゼキショウなど、多くの園芸品種があり、庭園に栽培され、また盆栽にされる。漢名、菖蒲、石菖、石菖蒲。《 季語・夏 》 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
動植物名よみかた辞典 普及版 「石菖」の解説 石菖 (セキショウ) 学名:Acorus gramineus植物。サトイモ科の常緑多年草,園芸植物,薬用植物 出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報