菖蒲革染(読み)しょうぶかわぞめ

精選版 日本国語大辞典 「菖蒲革染」の意味・読み・例文・類語

しょうぶかわ‐ぞめシャウブかは‥【菖蒲革染】

  1. 〘 名詞 〙 菖蒲革の染め方。また、そのように染めたもの。多く藍色、または萌黄(もえぎ)の地に白く菖蒲の葉や花の文様を染めだす。菖蒲革。
    1. [初出の実例]「足軽の心和(やは)らぐ前句附。その前句より比丘尼には目が細ふなって、菖蒲革染(セウブカワゾメ)をぐすとぬぎかへ」(出典咄本・鹿の子餠(1772)比丘尼)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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