華靡(読み)かび

精選版 日本国語大辞典 「華靡」の意味・読み・例文・類語

か‐びクヮ‥【華靡】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 美しくはなやかなこと。また、おごり飾ってぜいたくを尽くすさま。
    1. [初出の実例]「上自好華靡、而欲下之節倹」(出典童子問(1707)中)
    2. 「驕奢華靡の風を好み」(出典:陸海軍軍人に下し賜はりたる勅諭‐明治一五年(1882)一月四日)
    3. [その他の文献]〔曹植‐求自試表〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android