菱川吉左衛門(読み)ひしかわ きちざえもん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「菱川吉左衛門」の解説

菱川吉左衛門 ひしかわ-きちざえもん

1597-1662 江戸時代前期の縫箔(ぬいはく)師。
慶長2年生まれ。菱川師宣(もろのぶ)の父。遺作に千葉県富津市松翁院の釈迦涅槃(しゃかねはん)図がある。下絵師宣の筆になるとつたえられている。寛文2年2月15日死去。66歳。安房(あわ)(千葉県)出身。号は道茂,光竹。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む