デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「萩原佐伝次」の解説 萩原佐伝次 はぎわら-さでんじ 1806-1896 幕末の治水家。文化3年生まれ。武蔵(むさし)秩父郡(埼玉県)大野原村の名主。同郡上影森村名主の関田宗太郎とともに私財を投じて,橋立川,湯沢川から飲料・農業用の影森用水を開削し,万延元年完成させた。工事は武蔵忍(おし)藩直営でおこなわれ,佐伝次は士分にとりたてられた。明治29年3月17日死去。91歳。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例