日本歴史地名大系 「萱森村」の解説 萱森村かやもりむら 奈良県:桜井市朝倉・初瀬・上之郷地区萱森村[現在地名]桜井市大字萱森(かやのもり)初瀬川支流、萱森(かやのもり)川流域の村落。大字初瀬の万福(まんぷく)寺にある慶長一四年(一六〇九)城上(しきのかみ)郡笠(かさ)村太夫建立の六字名号碑には「栢森七十人」と刻銘し、元和郷帳にも「栢森村」と記す。文禄検地による村高は二一九・四三石。検地奉行は小堀政一である(寛政二年「御領下桜井組御検地帳控」)。慶長郷帳では織田有楽(長益)領。元和七年(一六二一)長益の急逝で幕府領(代官中坊時祐)に編入された。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by