デジタル大辞泉 「落し文」の意味・読み・例文・類語 おとし‐ぶみ【落(と)し文/落(と)し▽書】 1 政治批判など公然とは言えないことを書いて、人目につきやすい所に落としておく文書。落書らくしょ。2 甲虫目オトシブミ科の昆虫の総称。小形でゾウムシに似るが、首が長い。体色は黒・赤などで光沢がある。クヌギ・ナラなどの葉を巻いて巻物の書状に似た巣を作り、卵を産みつける。その後、切って地上に落とすものや、そのままとするものがある。《季 夏》「音たてて落ちてみどりや―/石鼎」 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例