落し文(読み)オトシブミ

デジタル大辞泉 「落し文」の意味・読み・例文・類語

おとし‐ぶみ【落(と)し文/落(と)し書】

政治批判など公然とは言えないことを書いて、人目につきやすい所に落としておく文書落書らくしょ
甲虫目オトシブミ科の昆虫総称。小形でゾウムシに似るが、首が長い。体色は黒・赤などで光沢がある。クヌギナラなどの葉を巻いて巻物書状に似た巣を作り、卵を産みつける。その後、切って地上に落とすものや、そのままとするものがある。 夏》「音たてて落ちてみどりや―/石鼎

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android