落水(読み)おとしみず

精選版 日本国語大辞典 「落水」の意味・読み・例文・類語

おとし‐みず‥みづ【落水】

  1. 〘 名詞 〙 稲を刈る前に、田を干すために流し出す水。また、その仕事。《 季語・秋 》 〔俳諧・誹諧通俗志(1716)〕
    1. [初出の実例]「さつき雨ほどにこひしたはれて、今は秋田のおとし水」(出典:浄瑠璃・心中宵庚申(1722)中)

らく‐すい【落水】

  1. 〘 名詞 〙 水稲の出穂後二五日ぐらいして水田から水を除くこと。排水は早すぎると収量を減じ、遅れると熟期が遅れ青米などが多くなる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android