葉状茎(読み)ヨウジョウケイ

デジタル大辞泉 「葉状茎」の意味・読み・例文・類語

ようじょう‐けい〔エフジヤウ‐〕【葉状茎】

変態して扁平な葉状となり、光合成を行う茎。カニサボテン・カンキチクナギイカダなどにみられる。

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精選版 日本国語大辞典 「葉状茎」の意味・読み・例文・類語

ようじょう‐けいエフジャウ‥【葉状茎】

  1. 〘 名詞 〙 植物で、茎の一変態。茎が扁平な葉状となって同化作用を行なうもの。茎の大部分がなったもの(ヘラサボテン・カンキチク)、側枝だけがなったもの(ナギイカダ)などがある。扁茎

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「葉状茎」の意味・わかりやすい解説

葉状茎
ようじょうけい

茎が変態して葉のような形となり、光合成をおもな役目とするものをいう。ナギイカダ、カンキチクなどの扁茎(へんけい)がその例である。ただし、ウチワサボテンの扁茎は葉に似ているともいいがたいし、逆に、アスパラガスでは針葉樹の葉に似る葉状茎は扁茎とはいいがたいので、葉状茎と扁茎とは同義ではない。

[福田泰二]


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