著語(読み)じゃくご

精選版 日本国語大辞典 「著語」の意味・読み・例文・類語

じゃく‐ごヂャク‥【著語】

  1. 〘 名詞 〙 仏語
  2. 禅宗典籍本則や頌などの下句に付ける短評。下語(あぎょ)
    1. [初出の実例]「是を以て頌を作り歌をよみ、下語著語を好み」(出典:塩山和泥合水集(1386))
  3. 特に近世臨済宗で、禅僧が修行者の境地深浅、確否などを試すために用いる方法。〔碧巖録四則・評唱〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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