葛鬱金科(読み)くずうこんか

精選版 日本国語大辞典 「葛鬱金科」の意味・読み・例文・類語

くずうこん‐か‥クヮ【葛鬱金科】

  1. 〘 名詞 〙 単子葉植物の科名。約三〇属四〇〇余種あり、主に熱帯アメリカに生育する。多年草で、花茎には葉があり、先端に一個の苞(ほう)に包まれた花ができ、集散花序をなす。花は非相称、両性で三数性。花被は六、普通、萼(がく)と花冠の区別がつく。雄しべは花冠に当たる花被と合着し、通常は一個だけ稔性があり残りは花弁化する。子房下位で三室。各室に三個の卵子がある。果実は朔果(さくか)マランタカラテアの類は観葉植物として鉢栽培される。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む