葡萄茶袴(読み)エビチャバカマ

デジタル大辞泉 「葡萄茶袴」の意味・読み・例文・類語

えびちゃ‐ばかま【葡萄茶×袴】

えび茶色の袴。明治女学生が用いた。下田歌子華族女学校制服に考案したのが始まり。
葡萄茶式部」に同じ。

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関連語 ヒフ 名詞 実例

精選版 日本国語大辞典 「葡萄茶袴」の意味・読み・例文・類語

えびちゃ‐ばかま【葡萄茶袴・海老茶袴】

  1. 〘 名詞 〙
  2. えび茶色の袴。おもに女学生の用いたもの。えびちゃ。
    1. [初出の実例]「小紋斜子(ななこ)被布(ひふ)に鰕茶袴(エビチャバカマ)を穿いた厚化粧の〈略〉束髪は」(出典社会百面相(1902)〈内田魯庵女学者)
  3. 明治三〇年代、女学生の異称。えびちゃしきぶ。えびちゃ。

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