化学パルプ,セミケミカルパルプの製造において,パルプ原料である木材チップに蒸解液を加え,加熱,加圧下でおもにリグニンを溶解,除去する操作をいう.過度の蒸解ではセルロースの劣化が避けられないため,蒸解条件の最適化が重要である.蒸解の進行は脱リグニン度,パルプ収率,パルプの強度的性質で評価する.バッチがまと連続がまがあるが,大規模工場では,通常,後者が使用される.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
…クラフトパルプは苛性ソーダと硫化ナトリウムを主成分とする薬液をチップに加え,約170℃に加熱してリグニンおよび一部のヘミセルロースを溶出して作る。これを蒸解または蒸煮という。原料の種類やパルプの用途により薬液濃度および加熱時間が異なり,2時間以内でパルプ化できるものもある。…
※「蒸解」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
春になって暖かくなりかけた頃、急に寒さが戻って、地面などがまた凍りつく。《 季語・春 》[初出の実例]「七瀬御秡 同晦日也。〈略〉雪汁いてかへる」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641)初春)...