蒸飯(読み)むしめし

精選版 日本国語大辞典 「蒸飯」の意味・読み・例文・類語

むし‐めし【蒸飯】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 冷えた飯を蒸してあたためたもの。《 季語・冬 》
  3. 糯米(もちごめ)蒸籠(せいろう)で蒸したもの。ふつう、小豆(あずき)をまぜて赤飯とする。こわめし。おこわ。《 季語・冬 》
    1. [初出の実例]「於点心者。〈略〉水団・蒸飯・基子麺」(出典:新札往来(1367)上)

むし‐いい‥いひ【蒸飯】

  1. 〘 名詞 〙 米を甑(こしき)に入れて蒸して作った飯。こわいい。〔易林本節用集(1597)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android