蓖麻子油(読み)ヒマシユ

デジタル大辞泉 「蓖麻子油」の意味・読み・例文・類語

ひまし‐ゆ【×蓖麻子油】

トウゴマ種子を圧搾して得る不乾性油。特有の臭気があり、主成分リシノール酸下剤潤滑油・せっけんなどに使用

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「蓖麻子油」の意味・読み・例文・類語

ひまし‐ゆ【蓖麻子油】

〘名〙 唐胡麻(とうごま)の種子をしぼって得た無色ないし黄色味を帯びた油。胃の中ではほとんど変化せず、腸で瀉下作用を発揮するところから、下剤として用いる。ひましの油。〔薬品名彙(1873)〕

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