蓮敬寺(読み)れんきようじ

日本歴史地名大系 「蓮敬寺」の解説

蓮敬寺
れんきようじ

[現在地名]西浅井町大浦

永原山と号し、浄土真宗本願寺派。本尊阿弥陀如来。元禄五年下寺開基帳控(寺蔵文書)・天保下寺帳によれば、明応二年(一四九三)の草創、開基は了通という。文亀二年(一五〇二)三月七日に実如より下付された絵像(寺蔵)裏書に「江州浅井郡大浦下(庄カ)□□□(惣道場カ)物也」とある。了通以降は行空・了恩・了智・行尊・了尊と次第(「住持次第書」寺蔵文書)。慶長七年(一六〇二)下付された親鸞絵像の裏書に「蓮敬寺」の寺号がみえる。以下裏書によれば同一三年九月了恩が准如より木仏を、寛永二年(一六二五)一二月には「江州浅井郡大浦舟崎村蓮敬寺常住物也」として聖徳太子絵像・七高僧絵像を下付されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む