蓮潟新田(読み)はすがたしんでん

日本歴史地名大系 「蓮潟新田」の解説

蓮潟新田
はすがたしんでん

[現在地名]聖籠町蓮潟

第三線砂丘列上に位置し、二ッ山ふたつやまやまくち金甲きんこう八万苅はちまんかりなどの枝郷を有する大村。開発年代不詳。宝徳三年(一四五一)以前の開発とされ(新潟県農地改革史資料)、慶長期(一五九六―一六一五)以後、とくに慶安期(一六四八―五二)頃より人口が増加したが、八万苅郷が草原と池沼が多く開墾が困難であったと伝える(聖籠町誌)。寛文七年(一六六七)と推定される御領内見分之書付(貴船家文書)によれば新発田藩新発田組に属し、家数一八・人数七四。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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