蓮華王院本堂

山川 日本史小辞典 改訂新版 「蓮華王院本堂」の解説

蓮華王院 本堂
れんげおういんほんどう

内部に丈六の本尊と千体の観音像を安置後白河法皇平清盛に命じて1164年(長寛2)に創建。1249年(建長元)焼失。66年(文永3)の再建堂が現存する。東に面し,正面35間(母屋33間),奥行5間。一部に中世新様式の影響がみえるが,鎌倉時代京都の和様建築の代表例。国宝

出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android