図書館情報学用語辞典 第5版 「蔵書評価」の解説 蔵書評価 蔵書が図書館の目的や役割をどの程度達成する力があるか,利用者の要求やニーズをどの程度満たしているか,蔵書のどのような領域に欠陥や問題があるか,資料購入費はどれくらい有効かなどを判断するために,蔵書の質や量を評価すること.蔵書評価は,現在の蔵書の長所や短所の評価であると同時に,新たに発生する利用者のニーズに合わせて資料を追加し,あるいは除去できるよう,蔵書構成方針に修正を加えたり,蔵書構成の継続的発展を図るための評価である.蔵書中心の評価法として,観察法,チェックリスト法,蔵書統計分析などがあり,利用中心の評価法には,利用統計分析,館内利用調査,リクエストの分析,利用可能性調査,読書調査などがある.[参照項目] 観察法 | チェックリスト法 | 利用可能性 出典 図書館情報学用語辞典 第4版図書館情報学用語辞典 第5版について 情報 Sponserd by