蔵男(読み)クラオトコ

デジタル大辞泉 「蔵男」の意味・読み・例文・類語

くら‐おとこ〔‐をとこ〕【蔵男/倉男】

酒蔵で、酒造りをする男。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の蔵男の言及

【杜氏】より

…現在,青森(津軽杜氏),秋田(山内),岩手(南部),新潟(越後),静岡(志太),長野(諏訪),石川(能登),福井(糠(ぬか)),京都(丹後),兵庫(丹波,但馬,城崎),岡山(備中),広島(安芸津),山口(熊毛,大津),島根(秋鹿(あいか),石見),愛媛(越智,西宇和),高知(香美,幡多),福岡(三潴(みづま),柳川)の1府16県に24の杜氏集団があり,1979年現在,全国で1万4756名の酒造季節労務者(うち杜氏2444名)が清酒醸造に従事している。【菅間 誠之助】
[江戸時代の酒造労務者]
 広義には酒造労務者の総称とされ,蔵人(くらびと),蔵男(くらおとこ)ともいった。狭義にはその酒造労務者のなかでの責任者をとくに杜氏と呼んでいる。…

※「蔵男」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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