精選版 日本国語大辞典 「蕩れる」の意味・読み・例文・類語 と・れる【蕩・惚】 〘 自動詞 ラ行下一段活用 〙 [ 文語形 ]と・る 〘 自動詞 ラ行下二段活用 〙 ( 補助動詞として用いる ) 「見とれる」「聞きとれる」の形で、もっぱらその一点に奪われている意、その動作をするのに熱中している意を表わす。[初出の実例]「二人はいつも『理想』を夢みるやうな眼つきで、柳瀬の話に聞き惚(ト)れてゐた」(出典:大川端(1911‐12)〈小山内薫〉三四) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例