中国、南朝梁(りょう)の皇太子。字(あざな)は徳施。武帝蕭衍(しょうえん)の長子。太子在位中病死し、昭明(しょうめい)と諡(おくりな)されたので、昭明太子とよばれる。父の武帝は、前代の斉(せい)の竟陵(きょうりょう)王蕭子良の文学サロンに出入りした竟陵の八友の一人であり、文人としても当代一流の人物である。昭明太子を中心に劉孝綽(りゅうこうしゃく)、王筠(おういん)らの文学集団が形成されたのも、文学を愛好した武帝の影響が大きい。この文学集団を背景とする昭明太子の『文選(もんぜん)』は、文章詩賦の正統的標準をアンソロジーによって示そうとしたものだが、六朝(りくちょう)美文の世界が典型的に集約されており、貴族的な彼らの文学観がよく現れている。詩人としての評価は一般に父や弟の簡文帝蕭綱(しょうこう)に劣るとされる。
[成瀬哲生]
「昭明太子」のページをご覧ください。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…中国の六朝の梁代に編まれた詞華集。編者は梁の武帝の長子,昭明太子蕭統(しようとう)。30巻。…
※「蕭統」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
政府首脳が外国を訪問した際の会談内容や合意事項を記した外交文書。法的拘束力は持たないが,その内容は両国を事実上拘束する。類似のものに共同発表 joint statementがあるが,これはより記録的な...
7/28 化学辞典 第2版(森北出版)を更新
6/26 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
4/17 デジタル大辞泉プラスを更新
4/17 デジタル大辞泉を更新
2/17 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新