薄倖・薄幸(読み)はっこう

精選版 日本国語大辞典 「薄倖・薄幸」の意味・読み・例文・類語

はっ‐こう ハクカウ【薄倖・薄幸】

〘名〙 (形動)
① 浮気なこと。また、そのさま。薄情。
※活所遺稿(1666)雪後眺望「青天白日一時雨、渾似人間薄幸」 〔杜牧‐遣懐詩〕
② ふしあわせなこと。また、そのさま。不幸。薄命。〔布令必用新撰字引(1869)〕
※紫(1901)〈与謝野鉄幹日本を去る歌「この薄倖の詩人われを招く」

はく‐こう【薄倖・薄幸】

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android