薄寂しい(読み)ウスサビシイ

デジタル大辞泉 「薄寂しい」の意味・読み・例文・類語

うす‐さびし・い【薄寂しい】

[形][文]うすさび・し[ク]なんとなくさびしく感じられる。
銀作は着いた当座の―・い悔いも忘れて」〈康成・二十歳〉

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精選版 日本国語大辞典 「薄寂しい」の意味・読み・例文・類語

うそ‐さびし・い【薄寂】

  1. 〘 形容詞口語形活用 〙
    [ 文語形 ]うそさび〘 形容詞シク活用 〙 ( 「うそ」は接頭語 ) なんとなくさびしい。どことなくさびしい。うすさびしい。うすらさびしい。
    1. [初出の実例]「まねもならぬよ律宗の法〈政信〉 槇尾の山はとりわきうそさびし〈正章〉」(出典:俳諧・紅梅千句(1655)七)

薄寂しいの派生語

うそさびし‐げ
  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙

薄寂しいの派生語

うそさびし‐さ
  1. 〘 名詞 〙

うす‐さびし・い【薄寂】

  1. 〘 形容詞口語形活用 〙
    [ 文語形 ]うすさび〘 形容詞シク活用 〙 なんとなくさびしい。どことなくさびしい感じである。うすらさびしい。うそさびしい。
    1. [初出の実例]「人を嘲けるか、冷淡に戸の隙間をすりぬけて肌膚を薄淋しく嘗める山風」(出典:蝴蝶(1889)〈山田美妙〉三)

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