薄寒さ(読み)うすさむさ

精選版 日本国語大辞典 「薄寒さ」の意味・読み・例文・類語

うすさむ‐さ【薄寒さ】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形容詞「うすさむい」の語幹に、接尾語「さ」の付いたもの ) 少し寒く感じること。なんとなく寒々とした感じ。また、その度合
    1. [初出の実例]「何となく夜更の薄寒(ウスサムサ)が人々の単衣の肌を冒すので」(出典薄衣(1899)〈永井荷風〉八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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