共同通信ニュース用語解説 「薬害C型肝炎」の解説
薬害C型肝炎
C型肝炎ウイルスに汚染された血液製剤「フィブリノゲン」と「第9因子製剤」を手術や出産時の止血のために投与され、感染した患者が国と製薬会社に損害賠償を求め、2002年から各地で集団提訴した。1977年に米国で同種製剤が肝炎感染の危険性などから承認取り消しになっており、国内では87年に青森県で集団感染が表面化。訴訟では患者側の勝訴が相次いだ。2007年12月に当時の福田康夫首相が一律救済の方針を表明。08年1月に議員立法による救済法が施行された。
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