薬師経(読み)やくしきょう

大辞林 第三版の解説

やくしきょう【薬師経】

大乗経典。「一仏薬師経」と、これを増広した「七仏薬師経」とがある。日本では一般に前者に属する唐代の玄奘げんじよう訳の「薬師瑠璃光如来本願功徳経」一巻をさす。薬師如来の一二の本願を明らかにしてその世界への往生を勧め、名号受持の功徳を説く。

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精選版 日本国語大辞典の解説

やくし‐きょう ‥キャウ【薬師経】

薬師如来の本願と功徳を説いた経の一般的呼称。これに五経があるが、その代表的なものとして玄奘(げんじょう)訳の薬師瑠璃光如来本願功徳経一巻があり、薬師本願功徳経と略称する。
※書紀(720)朱鳥元年五月「因りて、川原寺にして、薬師経を説かしむ」

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