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薬液注入工法 やくえきちゅうにゅうこうほう chemical grouting

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世界大百科事典 第2版の解説

やくえきちゅうにゅうこうほう【薬液注入工法 chemical grouting】

地下工事の安全性を高めることなどのために,水ガラスなどの薬液を地盤の間隙に圧入し,地盤中の水の流れを止めたり,地盤の強度を増加させる工事方法。薬液としては,地盤への注入性と固結性がよいことから,アクリルアミドなどの高分子材料も用いられたが,民家の井戸水を汚染する事故を起こすなどの問題が発生したため,1974年7月,建設省の〈薬液注入工法による建設工事の施工に関する暫定指針〉が出され,以来,日本で使用できる薬液は,劇物またはフッ素化合物を含まない水ガラス系薬液(主剤がケイ酸ナトリウム)だけとなっている。

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All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

デジタル大辞泉の解説

やくえきちゅうにゅう‐こうほう〔ヤクエキチユウニフコウハフ〕【薬液注入工法】

グラウチング

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世界大百科事典内の薬液注入工法の言及

【地盤改良】より

…なお,工事期間中だけ,短期的に安定した地盤状態とするためには凍結工法が用いられることもある。 緩い砂地盤の改良に対しては,一般に振動または衝撃を加えて砂地盤を締め固めることによって安定した地盤に改善することと,薬液注入などを行って砂の安定性をよくするとともに遮水性をよくする薬液注入工法などが行われている。緩い砂地盤を地震時にも安定した支持力の大きい地盤とするために締め固める工法としていろいろの方法が考えられ,実用化されているが,おもなものとしては杭を打ち込んで砂地盤を締め固める締固め杭工法,振動力をもたせたローラーによる振動締固め工法,起振機を取り付けたプレートを地表に載せて締め固めるバイブロタンパー工法,棒状の振動体または串形(くしがた)の振動体を砂地盤に貫入させて締め固めるバイブロロッド工法および串形コンパクション工法,水を噴かせながら起振装置を内蔵した柱状体を砂地盤中に挿入した後,振動を加えながら柱状体を抜きつつ砂地盤を締め固めるバイブロフローテーション工法,クレーン車を利用して,大きなおもりを高いところから落下させて砂地盤を締め固める動圧密工法などが用いられている。…

※「薬液注入工法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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