共同通信ニュース用語解説 「アクリルアミド」の解説
アクリルアミド
合成樹脂や接着剤、塗料などに使われる化学物質。中枢神経などに対する毒性がある。動物実験では発がん性が認められており、国際がん研究機関(IARC)の評価で「人に対して恐らく発がん性がある」と分類されている。食品では、アミノ酸の一種「アスパラギン」と糖類が120度以上に加熱されると化学反応を起こして生成する。炭水化物が豊富な穀類、イモ類、野菜類を加熱するとできやすく、特に焼いたり揚げたりして水分が減ったときに多くなる。コーヒーやポテトチップス、カレーのルー、パンなどにも含まれている。
更新日:
出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報