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薬用植物栽培 やくようしょくぶつさいばい

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

薬用植物栽培
やくようしょくぶつさいばい

最近,漢方薬の保険適用が許可され,病院などでも医療用として大量に処方されるようになった。そのため,漢方薬に用いられる薬用植物の使用量も増加する傾向にある。従来薬用植物は,その大部分を中国からの輸入に頼っていたが,成分含量のばらつきが多く品質が定まらず,また気候条件に左右されやすいために値段も一定しなかった。そこで製薬会社のなかには,自社での生産を行うものもふえはじめた。そのため厚生労働省では,栽培農家に対するガイドラインの作成に着手し,栽培方法,栽培する土地の特性,播種方法,品質の管理などを詳しく記載したものを各都道府県に送ることとした。また副作用が少ないといわれていた漢方薬にも,最近,小柴胡湯による肺炎の発生が報告されるなど,その効能,効果についても再評価の動きがある。

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