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小柴胡湯 しょうさいことう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

小柴胡湯
しょうさいことう

漢方における代表的な処方 (薬方) の一つ。漢方最古の原典『傷寒論』に示されたもので,柴胡 (さいこ。セリ科の多年草である和柴胡,唐柴胡の根。解熱作用がある) を中心に半夏 (はんげ。サトイモ科の多年草カラスビシャクの塊根) ,生姜 (しょうきょう。生のひねショウガ) ,大棗 (たいそう。ナツメの実) などを成分としている。中肉中背・体力中等度の人に合い,吐き気,食欲不振,胃の不調,疲労,倦怠感などにきく。漢方の処方は本来,症状を対象としているが,現代医学による病名としては慢性肝炎慢性腎炎などのほか,呼吸器の虚弱である気管支喘息気管支炎などに効果があるとされる。

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百科事典マイペディアの解説

小柴胡湯【しょうさいことう】

古代中国の医書《傷寒論(しょうかんろん)》に記載される処方。柴胡(さいこ),人参(にんじん)など7種の薬物からなる。熱性の疾病が進展してある段階に達したときに与える処方で,抗生物質出現以前の肺結核症に多く用いられた。
→関連項目漢方薬代替療法

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デジタル大辞泉プラスの解説

小柴胡湯(しょうさいことう)

漢方薬のひとつ。肝炎胃炎などの症状に処方される。

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漢方薬・生薬・栄養成分がわかる事典の解説

しょうさいことう【小柴胡湯】

漢方薬の一つ。生薬(しょうやく)柴胡黄芩(おうごん)半夏(はんげ)人参(にんじん)甘草(かんぞう)生姜(しょうきょう)大棗(たいそう)などを含む。漢方の古典『傷寒論(しょうかんろん)』などに処方が示されている。慢性肝炎胃腸疾患感冒、種々の発熱、扁桃(へんとう)炎耳下腺(じかせん)炎気管支炎肺炎炎症疾患などに幅広く用い、胸部に圧痛と抵抗感があるとき、とくに有効とされる。体力は中程度の人がおもな対象。

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大辞林 第三版の解説

しょうさいことう【小柴胡湯】

漢方薬の一。柴胡を主な材料とし、半夏はんげ・黄芩おうごん・大棗たいそう・人参・甘草かんぞう・生姜を一定の割合で混ぜて煎じたもの。体力中程度の人の胸脇苦満きようきようくまんのある場合に用い、肝機能障害・慢性胃腸障害などの治療に効果がある。

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