藁塚(読み)ワラヅカ

デジタル大辞泉 「藁塚」の意味・読み・例文・類語

わら‐づか【×藁塚】

脱穀後のわら束を刈田あぜ円筒形に積み上げたもの。わらにお。 秋》「日の出待つ霜の―地に充てり/欣一

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精選版 日本国語大辞典 「藁塚」の意味・読み・例文・類語

わら‐づか【藁塚】

  1. 〘 名詞 〙 稲を刈り取った後、田に積みあげた藁束。いなむら。《 季語・秋 》 〔改正増補和英語林集成(1886)〕
    1. [初出の実例]「ニョッポリ立った畔の藁塚(ワラヅカ)の上に鴉が一羽」(出典青春(1905‐06)〈小栗風葉〉秋)

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