藤井宿(読み)ふじいしゆく

日本歴史地名大系 「藤井宿」の解説

藤井宿
ふじいしゆく

[現在地名]岡山市藤井

藤井村に置かれた近世山陽道の宿駅で、摂津西宮(にしのみや)宿(現兵庫県西宮市)から数えて一二番目。東の片上(かたかみ)宿(現備前市)より四里八町、西の岡山宿へ二里。藩により馬継宿に指定されたのは元禄一六年(一七〇三)のことであるが、正保国絵図に馬次とあり、正保年中(一六四四―四八)には継送業務を行っていたと思われる。「撮要録」によると藩から指定を受けたとき、当村の持馬は二匹で、しかも継立の用に役立つ成馬ではなく、また小村で人足も不足しているのでこれまでのように岡山―片上間を通しで継いでもらいたいと願出ている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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