日本歴史地名大系 「藤倉新田村」の解説 藤倉新田村ふじくらしんでんむら 福島県:河沼郡河東町藤倉新田村[現在地名]河東町八田(はつた)藤倉村の東約一〇町、会津盆地の山際に位置し、南東は松窪(まつくぼ)村(現会津若松市)。寛文七年(一六六七)の開村で、「藤倉新田開発、三日町々人荒木彦太夫罷出候」とある(八田家文書)。荒木彦太夫はもと信州高遠(たかとお)城(現長野県高遠町)城主保科家の家臣であったが、若松の三日(みつか)町に移住し藤倉山周辺の原野を開発した。宝永三年(一七〇六)には高四一石余(「御国中郡分村付組切覚帳」鈴木家文書)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by