藤助(読み)とうすけ

精選版 日本国語大辞典 「藤助」の意味・読み・例文・類語

とうすけ【藤助】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( 相撲協会世話人に藤田川藤助という老人がいて、けちで有名だったところから ) ひどくけちな者を、相撲仲間でいう。しみったれ
  3. 顔だち・容貌(ようぼう)を、寄席芸人の仲間でいう。
    1. [初出の実例]「第一、容貌(トウスケ)が奇麗(はくい)ぢゃありませんか」(出典:初すがた(1900)〈小杉天外〉二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android