デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「藤原光国」の解説 藤原光国 ふじわらの-みつくに ?-? 室町時代の画家。従五位下,備後守(びんごのかみ)。応永21年(1414)の「融通念仏縁起絵巻」(清凉寺)の制作者のひとり。寂済(じゃくさい)(藤原光益)の後継者とみられ,永享5年(1433)絵所預(えどころあずかり)の任にあった(「満済准后(まんさいじゅごう)日記」)。土佐を号し,剃髪後法眼となり,永春を名のる。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例