絵所預(読み)エドコロアズカリ

デジタル大辞泉 「絵所預」の意味・読み・例文・類語

えどころ‐あずかり〔ヱどころあづかり〕【絵所預】

朝廷江戸幕府絵所に所属する絵師の長。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

旺文社日本史事典 三訂版 「絵所預」の解説

絵所預
えどころあずかり

平安時代宮中の絵所の全体を総轄する職
絵所は宮廷屛風障子などの絵画制作にあたった公的機関。その長は別当 (べつとう) といわれて五位の蔵人 (くろうど) が任じられ,預はその下にあって,専門の絵師が任命された。鎌倉時代には寺社に,室町江戸時代には幕府にもそれぞれ絵所が置かれた。

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