藤原新村(読み)ふじはらしんむら

日本歴史地名大系 「藤原新村」の解説

藤原新村
ふじはらしんむら

[現在地名]入善町藤原

黒部川扇状地の東端近くに位置し、東は古黒部ふるくろべ村、北は春日かすが村、西はまた村、南は荒又あらまた村。黒部四十八ヵ瀬のうちの主流部の一流が近くを流れていた。その流れが締切られ、寛永一二年(一六三五)神子沢みこのさわ村与六郎・横山よこやま村藤右衛門に対し、藤原の新開が許され、用水は河岸段丘下の下山にざやま村の湧水を受けることになった(「新開許可状」藤原地区所蔵文書)。寛文一〇年(一六七〇)の村御印では草高一一四石、免三ツ二歩(三箇国高物成帳)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む