藤原胤子(読み)ふじわらの いんし

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「藤原胤子」の解説

藤原胤子 ふじわらの-いんし

?-896 平安時代前期,宇多天皇の女御(にょうご)。
藤原高藤の娘。母は宮道(みやじの)列子。源定省(さだみ)(のちの宇多天皇)と結婚し,天皇即位ののち女御,従四位下となる。醍醐(だいご)天皇,敦慶(あつよし),敦固(あつかた),敦実(あつみ)の3親王,柔子内親王を生んだ。勧修寺(かじゅうじ)を創建寛平(かんぴょう)8年6月30日死去。贈皇太后。名は「たねこ」ともよむ。

藤原胤子 ふじわらの-たねこ

ふじわらの-いんし

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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