藤原貞嗣(読み)ふじわらの さだつぐ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「藤原貞嗣」の解説

藤原貞嗣 ふじわらの-さだつぐ

759-824 平安時代前期の公卿(くぎょう)。
天平宝字(てんぴょうほうじ)3年生まれ。南家藤原巨勢麻呂(こせまろ)の10男。母は藤原永手(ながて)の娘。皇后宮大夫(こうごうぐうのだいぶ),蔵人頭(くろうどのとう)をへて,弘仁(こうにん)10年参議となる。従三位にすすみ,中納言,宮内卿(くないきょう)をつとめた。「日本後紀」の編修に参加したが,完成をみずに,弘仁15年1月4日死去。66歳。名は貞継ともかく。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android