日本歴史地名大系 「藤基神社」の解説 藤基神社ふじもとじんじや 新潟県:村上市村上城下三ノ町藤基神社[現在地名]村上市三之町三之(さんの)町の南端、旧飯野(いいの)門と旧羽黒(はぐろ)門に挟まれた矩形の地に鎮座する。享保二年(一七一七)内藤弌信が江戸永田(ながた)町馬場(ばば)(現東京都千代田区)の屋敷内に藩祖信成の霊廟を建て、藤基神社と称したのが始まりという。一方現在の社地は榊原氏の時は原田権左衛門の屋敷であった(明和八年書写「家中絵図」本悟寺蔵)。享保一一年内藤氏はこの屋敷跡に八幡社を創建、別当を弥勒院とした(当社蔵棟札)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報