藤堂高久(読み)とうどう たかひさ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「藤堂高久」の解説

藤堂高久 とうどう-たかひさ

1638-1703 江戸時代前期の大名
寛永15年1月26日生まれ。藤堂高次(たかつぐ)の長男。寛文9年伊勢(いせ)津藩主藤堂家3代となる。弟高通(たかみち)に5万石をあたえて支藩久居(ひさい)藩をたてる。藩政機構の整備,綱紀粛正,年貢収納強化などをおこなった。元禄(げんろく)16年4月29日死去。66歳。

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367日誕生日大事典 「藤堂高久」の解説

藤堂高久 (とうどうたかひさ)

生年月日:1638年1月26日
江戸時代前期;中期の大名
1703年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の藤堂高久の言及

【津藩】より

…伊勢国(三重県)安濃郡津(安濃津)に本城をおいた外様藩。安濃津藩,藤堂藩ともいう。織田信包(のぶかね)が1569年(永禄12)以来津城主であったが,文禄年間(1592‐96)富田氏が移って付近5万石余を支配した。1608年(慶長13)伊予国から転封になった藤堂高虎が伊賀全国および伊勢国安濃郡,一志郡の内に合わせて22万石余の領地を与えられて,本格的な藩政時代となり,藤堂氏は廃藩置県まで津藩主として支配をつづけた。…

※「藤堂高久」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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