藤岡藤十郎(読み)ふじおか とうじゅうろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「藤岡藤十郎」の解説

藤岡藤十郎 ふじおか-とうじゅうろう

?-1857 幕末盗賊
安政2年富蔵とともに江戸城本丸の金蔵から小判4000両をぬすみだす。2年後に捕らえられ,市中引き回しのうえ,安政4年5月13日千住で処刑された。この事件は柳葉亭繁彦の小説「千代田城噂白浪」,河竹黙阿弥(もくあみ)の歌舞伎狂言四千両小判梅葉(しせんりょうこばんのうめのは)」にとりあげられた。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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