コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

藤岡藤十郎 ふじおか とうじゅうろう

2件 の用語解説(藤岡藤十郎の意味・用語解説を検索)

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

藤岡藤十郎 ふじおか-とうじゅうろう

?-1857 幕末の盗賊。
安政2年富蔵とともに江戸城本丸の金蔵から小判4000両をぬすみだす。2年後に捕らえられ,市中引き回しのうえ,安政4年5月13日千住で処刑された。この事件は柳葉亭繁彦の小説「千代田城噂白浪」,河竹黙阿弥(もくあみ)の歌舞伎狂言四千両小判梅葉(しせんりょうこばんのうめのは)」にとりあげられた。

出典|講談社 この辞書の凡例を見る
(C)Kodansha 2015.
書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

藤岡藤十郎

没年:安政4.5.13(1857.6.4)
生年:生年不詳
安政2(1855)年3月6日野州無宿富蔵と共謀,江戸城本丸の御金蔵に忍び込み小判4000両を奪った人物。同4年2月26日に逮捕され5月13日に千住小塚原で磔刑に処せられた。この事件は黒船渡来後の政情不安定,安政3年の大地震などと相まって一大センセーションとなり,河竹黙阿弥は早くも同6年「花街模様薊色縫(十六夜清心)」で扱ったが,幕府をはばかって実名を使えず暗示するにとどまった。明治18(1885)年,再びこの事件を取り上げ,柳葉亭繁彦 の小説『千代田城噂白浪』に拠り実名で『四千両小判梅葉』を書いた。大地震に乗じた材木の買い付けで儲けたと称し,藤十郎が貸付所を経営する様子などが活写されている。

(上村以和於)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

藤岡藤十郎の関連キーワード安政安政の大地震東野州無宿者無宿牢野州石川成之田中幸三郎樋口富蔵(初代)一柳末彦

今日のキーワード

平野美宇

卓球選手。2000年4月14日、静岡県生まれ、山梨県育ち。3歳で卓球を開始。07年に小学1年生で全日本選手権大会バンビの部優勝、09年に小学2年生で同大会ジュニアの部初出場を果たし、注目を集めた。13...

続きを読む

コトバンク for iPhone

藤岡藤十郎の関連情報