藤木 イキ
フジキ イキ
昭和期の女性 藤木訴訟の原告。
- 生年
- 大正12(1923)年11月15日
- 没年
- 昭和57(1982)年10月3日
- 出生地
- 栃木県
- 経歴
- 昭和36年に脊椎カリエスなどで東京武蔵野市の国立療養所に入院したが、夫とは離婚状態となり、東京地裁に生活保護の充実などを訴えて47年に勝訴。だがこの裁判費用も生活保護でと福祉事務所に請求してラチがあかず、48年都立葛飾工場で働きながら第2次訴訟に持ち込み、控訴審で争っている最中に死亡した。
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報
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藤木イキ ふじき-イキ
1923-1982 昭和時代後期,藤木訴訟の原告。
大正12年11月15日生まれ。東京の村山療養所に入院後,夫と離婚状態となり別居。昭和42年入院先から生活保護を申請し,夫の住所とちがうため却下される。これを不服として処分取り消しを東京地裁にうったえて47年勝訴。裁判費用の支払いをもとめる2次訴訟をおこし,係争中の昭和57年10月3日死去。58歳。栃木県出身。
出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例
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