藤沢古実(読み)フジサワ フルミ

20世紀日本人名事典 「藤沢古実」の解説

藤沢 古実
フジサワ フルミ

大正・昭和期の歌人,彫刻家



生年
明治30(1897)年2月28日

没年
昭和42(1967)年3月15日

出生地
長野県

本名
藤沢 実

別名
別号=葉山雫,天田 平三,木曾 馬吉

学歴〔年〕
東京美術学校彫刻科〔大正15年〕卒

経歴
大正3年上京しアララギ会に入会島木赤彦起居を共にした。14年「国土」を創刊。「赤彦全集」を編纂し、歌集に「国原」がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「藤沢古実」の解説

藤沢古実 ふじさわ-ふるみ

1897-1967 大正-昭和時代の歌人,彫刻家。
明治30年2月28日生まれ。島木赤彦に師事し「アララギ」にはいる。昭和14年「国土」を創刊。山岳歌人として知られる。彫刻では9年「静立」が帝展特選となった。昭和42年3月15日死去。70歳。長野県出身。東京美術学校(現東京芸大)卒。本名は実。別号に葉山雫(しずく),木曾馬吉など。歌集に「国原(くにはら)」。
格言など】夕暮れて寂しくもあるか国原をおほに被(おほ)へる雲の海の上(「国原」)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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