20世紀日本人名事典 「藤田敏彦」の解説 藤田 敏彦フジタ トシヒコ 明治〜昭和期の生理学者 東北帝大名誉教授;岩手医科大学学長。 生年明治10(1877)年10月26日 没年昭和40(1965)年3月13日 出身地鳥取市 学歴〔年〕東京帝大医科大学〔明治38年〕卒 学位〔年〕医学博士 経歴大沢謙二教授に師事し生理学を専攻。明治40年ドイツ留学、帰国後新潟医学専門学校教授、大正6年東北帝大医学部教授(生理学第2講座担当)。退官後名誉教授、岩手医科大学長を務めた。感覚生理学を導入し、暗順応、日本語構音機構の研究で業績をあげた。共著に「生理学講義(上下)」がある。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「藤田敏彦」の解説 藤田敏彦 ふじた-としひこ 1877-1965 明治-昭和時代の生理学者。明治10年10月26日生まれ。新潟医専教授をへて,大正6年東北帝大教授となる。のち岩手医大学長。網膜の暗順応および日本語の構音に関する研究で知られる。橋田邦彦の兄。昭和40年3月13日死去。87歳。鳥取県出身。東京帝大卒。号は鴨江。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例