日本歴史地名大系 「藤社神社」の解説 藤社神社ふじこそじんじや 京都府:中郡峰山町鱒留村藤社神社[現在地名]峰山町字鱒留磯砂(いさなご)山麓の小字大光田(おこうだ)(御供田とも記す。またこの地を通称真奈井ともいう)に鎮座する。祭神保食之神。旧村社。「延喜式」神名帳の丹波郡「比沼麻奈為(ヒチ(ヌ)マナイノ)神社」に比定する説があるが判然しない。当社は「丹哥府志」に「祭九月廿八日 藤社大明神は蚕の神なりとて凡村々蚕を養ふものみな此神を祭らざるはなし」と記されるように、養蚕の神として信仰を集める。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by