20世紀日本人名事典 「藤高周平」の解説
藤高 周平
フジタカ シュウヘイ
昭和期の電気工学者 元・東京大学生産技術研究所所長。
- 生年
- 明治40(1907)年6月5日
- 没年
- 昭和42(1967)年11月26日
- 出生地
- 奈良県
- 学歴〔年〕
- 東京帝国大学電気工学科〔昭和5年〕卒
- 学位〔年〕
- 工学博士〔昭和17年〕
- 主な受賞名〔年〕
- 電気学会電力賞〔昭和26年〕「F型送電故障指示装置の発明」
- 経歴
- 昭和5年東京工業専門学校講師、6年助教授、17年東大工学部教授。36〜39年東大生産技術研究所長。80万ボルト静電発電機や高速度ブラウン管オシログラフ設計を完成するなど高電圧工学、送電工学、電気機器工学の発展に貢献。電気学会副会長、電気規格調査会長、国際電力技術会議国内委員会副会長なども務めた。著書に「直流機」「雷の研究」「電気殺菌」などがある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報