藤鯨(読み)ふじくじら

精選版 日本国語大辞典 「藤鯨」の意味・読み・例文・類語

ふじ‐くじらふぢくぢら【藤鯨】

  1. 〘 名詞 〙 ヨロイザメ目カラスザメ科の海産魚。全長六〇センチメートルに達し、体は細長く縦扁する。体色は黒く、ひれの先が淡い。体表に微細な発光器多数散在する。北海道以南の太平洋沿岸、西太平洋、南アフリカ、南大西洋に分布。大陸棚斜面上部に生息する。
    1. [初出の実例]「春とはみれどこはくこそあれ 松に咲藤くちらとやよりぬらん」(出典:俳諧・誹諧之連歌(飛梅千句)(1540)墨何第一〇)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む